どのビザを取るのか — 留学とワーホリで、費用も働ける時間も違います
結論:日本から行くなら、だいたいこの2つです
オーストラリアのビザは100種類以上ありますが、留学かワーホリで行くなら選択肢はほぼ2つです。
| 学生ビザ subclass 500 |
ワーキングホリデー subclass 417 / 462 |
|
|---|---|---|
| 何をする人 | 学校に通う | 働きながら長期の休暇を過ごす |
| 年齢 | 制限の記載なし | 日本は18〜30歳 |
| 申請料 | AUD 2,500 語学学校なら 2,050 |
AUD 840 2年目以降 1,000 |
| 働ける時間 | 2週間で48時間まで (在学期間中) |
記載は公式ページで要確認 |
| 滞在できる期間 | 最長6年(コースによる) | 記載は公式ページで要確認 |
| 子どもの同伴 | 可(追加の申請料) | 不可(扶養する子は同伴できません) |
金額はすべて内務省の公式ページで確認したものです(2026年7月27日時点)。
学生ビザ(subclass 500)
申請料は一律ではありません
語学学校(ELICOS)と Non-Award は AUD 2,050、それ以外は AUD 2,500 です。
日本語の情報サイトでは一律「2,500」と書かれていることがありますが、 最初に語学学校へ行く場合は 2,050 です。 450ドルの差になります。
同伴者がいる場合は別途かかります。
| 一般(2,500の区分) | 語学学校(2,050の区分) | |
|---|---|---|
| 18歳以上の同伴者 | AUD 1,530 | AUD 1,255 |
| 18歳未満の同伴者 | AUD 500 | AUD 410 |
申請料は却下されても返金されません。
働けるのは2週間で48時間まで
公式の表現は “work up to 48 hours a fortnight when your course of study or training is in session”。 在学期間中は、2週間あたり48時間が上限です。週24時間ではなく、2週間で48時間という数え方です。
知らずに超えるとビザが取り消される可能性があります。 エージェントに任せて申請した場合、この条件を知らないままのことが多いので、必ず自分で確認してください。
例外があります。修士(research)と博士課程、およびその家族には就労時間の制限がありません。
滞在できるのは最長6年
コースの種類と長さで決まります。在籍している課程に連動します。
お金の証明も必要です
学生ビザは、渡航費・12ヶ月分の学費・12ヶ月分の生活費を用意できることを示す必要があります。 生活費の基準額は本人 AUD 29,710(12ヶ月分)です。
金額の試算は必要資金シミュレーターでできます。
ワーキングホリデー(subclass 417 / 462)
日本のパスポートは 417 です
ワーホリには 417(Working Holiday)と 462(Work and Holiday)という2つのプログラムがあり、 どちらの対象かはパスポートの国で決まります。日本は 417 の対象国です (公式ページの 「Hold this passport」の一覧に Japan があります。2026年7月28日確認)。
日本のパスポートでの条件は次のとおりです。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 申請時に18〜30歳 |
| 過去のビザ | 417・462 でオーストラリアに入国したことがないこと(初回の条件) |
| 資金 | 通常 AUD 5,000 程度+オーストラリアを出るときの渡航費(公式の目安) |
| 子どもの同伴 | 不可 |
| 申請料 | AUD 840(2回目・3回目は 1,000) |
カナダやフランスは35歳まで申請できますが、日本は30歳までです。 「国により35歳まで」という記述を見て自分もそうだと思い込むケースがあるので、ここは注意してください。
セカンド・サードもあります
条件を満たせば2回目・3回目の申請ができます。申請料は AUD 1,000 です。 条件(指定された地域での就労など)は 417 の公式ページでご確認ください。
そのほかに関係しそうなビザ
卒業後も働きたい場合(subclass 485)
学生ビザで学び終えた後に、一定期間オーストラリアで働けるビザです。
- 申請時に35歳以下(例外あり)
- 過去6ヶ月以内に学生ビザを保持していること
- CRICOS 登録コースの学位を最近取得していること
- 申請料 AUD 5,750(2回目の Post-Higher Education は 2,265)
学生ビザより申請料が高いので、進路として考えるなら早めに費用を見込んでおいてください。
短期の下見(subclass 600 / eVisitor 651)
まず様子を見たい場合の観光・短期滞在向けです。
| 申請料 | |
|---|---|
| Visitor visa 600(オーストラリア国外から申請) | AUD 250 |
| Visitor visa 600(オーストラリア国内から申請) | AUD 630 |
| eVisitor 651 | AUD 0 |
就労の可否や滞在できる期間は、必ず公式ページ (Visitor 600 / eVisitor 651)でご確認ください。 観光目的のビザで働くと、ビザの条件違反になります。
選ぶときに見るところ
- 年齢 — ワーホリは18〜30歳。ここで決まってしまうことがあります
- 働きたい時間 — 学生ビザは2週間48時間。生活費を働いて賄う前提なら、この上限で足りるか
- 滞在したい期間 — 学生ビザは在籍に連動、ワーホリは1年単位
- 総額 — 申請料だけでなく、学費・保険・生活費の証明まで含めて試算してください
個別の判断はできません
申請が通るかどうか、自分がどのビザに該当するかの判断は、当サイトではできません。 登録移住代理人(MARA 登録)または移民弁護士にご相談ください。
制度と料金は変わります。申請の前に、必ず上記の公式ページで最新の情報をご確認ください。
公開前チェックリスト
- 学生ビザの就労時間・滞在期間を内務省で確認(2026-07-27・金爆)
- 417 / 462 の年齢・パスポート条件を内務省で確認(2026-07-27・金爆)
- 485 の条件を内務省で確認(2026-07-27・金爆)
- 全ビザの申請料を内務省の料金ページで確認(2026-07-27・金爆)
- 日本のパスポートが 417 の対象であることを内務省の実画面で確認 (2026-07-28・オーナー提供。年齢 18〜30歳・資金 AUD 5,000 目安も同時に確認)
- ワーホリの滞在期間・就労条件を公式で確認して追記する