オーストラリアの SIM・eSIM — 同じ 30GB で月額が $15 違います

オーストラリア全国最終更新: (公開: 2026年7月26日)

この記事には2026年10月1日までの期間限定の情報が含まれます。 それ以降は公式サイトで最新の内容をご確認ください。

結論:まず格安SIMで始めて、合わなければ替える

オーストラリアの通信会社は、自前の電波塔を持つ大手(Telstra・Optus・Vodafone)と、 その回線を借りて安く提供する会社(格安SIM)に分かれます。 借りている側は、同じ電波を使って月額が下がります。

実際の価格で比べます(2026年7月28〜29日に各社公式ページで確認。Optus・Telstra はオーナーが取得した公式ページの記録から)。

30GB 前後のプラン 価格 回線
amaysim 30GB $25 / 28日 Optus 回線
Belong 40GB $39 / 月 Telstra 網の一部
Vodafone Prepaid Plus 30GB $40 / 28日 Vodafone(自社)
Optus 30GB(4回目以降。最初の3回は50GB) $40 / 28日 Optus(自社)
Telstra 20GB(4回目以降。最初の3回は80GB) $44 / 28日 Telstra(自社)

プリペイドは契約の縛りがないものが主流なので、最初から完璧を狙う必要はありません。 まず安いもので1ヶ月使い、電波や使用量を見てから替えられます。 番号ポータビリティ(番号の引き継ぎ)もできます。


「初回だけ安い」を見分ける

オーストラリアの通信料金はキャンペーンが非常に多く、 表示の大きい価格は最初の数回だけ、という売り方が標準的です。

公式ページに実例があります(確認日時点)。

  • amaysim 30GB: 大きく「$10」→ 小さく「Ongoing is $25 for 30GB/28 days」 (初回3回が6割引、以降 $25)
  • Belong 40GB: 「$19/mth」→「For 2 months, then $39/mth」
  • Optus 50GB: 「$14」→ 4回目から $40。しかもデータも 50GB → 30GB に減ります (価格が上がるだけでなく、中身が減る型もあるということです)
  • Telstra $44: 大きく「80GB」→ 4回目からは 20GB に。価格は $44 のまま中身が1/4になります

Optus のページには「From 30/09/26, price will increase to $44」と、 値上げの予告まで書かれています。 表示価格は本当に短命です。

つまり見るべきは、割引が終わった後の “Ongoing”(継続価格)です。 この記事の比較表も、すべて継続価格で揃えています。 キャンペーンには終了日があり、価格自体も変わるので、契約前に必ず各社の公式ページ(amaysim / Belong / Vodafone / Optus)で確認してください。

「28日更新」は年13回払いです

amaysim や Vodafone のプリペイドは「月額」ではなく 28日ごとの更新です。 1年は 365日 = 13回強の更新になるので、月額のつもりで年間を見積もると1回分ずれます。 Belong は暦月ごとの請求(/mth)です。ここは会社によって違います。


回線は「どこから借りているか」を公式表記で確認する

格安SIMを選ぶときに大事なのは、価格の次に回線の出どころです。 各社が公式ページに明記しています。

  • amaysim → 「Optus がネットワークを提供」と明記
  • Belong → 「Telstra が100%保有。Telstra 網の一部を使う」と明記

Belong の表記が正直で、「一部(parts of the Telstra network)」とあります。 大手の回線を借りていても、本家とまったく同じ範囲がつながるとは限りません。 地方やファームに行く予定があるなら、価格の前に、各社公式のカバレッジマップで 住む予定の町にちゃんと色が塗られているかを見てください。

Telstra 本体のプリペイドは 28日 $44〜$74 の4段で、通常データは 20〜80GB です (公式の料金ページ・2026年7月29日確認)。 同じ「自社回線」でも Vodafone の 30GB $40 と比べて、Telstra は 20GB $44。 地方カバレッジへの対価と考えるかどうか、が判断のしどころです。


購入手順

  1. プランを決める — 継続価格(Ongoing)と、28日更新か月ごとかを確認
  2. SIM を入手する — オンライン注文、または空港・スーパー(Coles / Woolworths)・携帯ショップ
  3. 本人確認をする — 開通には本人確認が必要です。パスポートでできます
  4. アクティベートする — 各社のサイトやアプリで手続き

到着直後どうするか

住所が決まる前でも、選択肢は2つあります。

  • 空港やスーパーで物理SIMを買う — その場で使えます
  • 日本で eSIM を用意しておく — 到着した瞬間からつながります。 amaysim・Belong・Vodafone とも eSIM に対応しています(各社公式ページに記載)。 短期用の海外向け eSIM は割高なプランが多いので、数日〜2週間のつなぎと割り切るのが現実的です

よくある間違い

契約期間の縛りがあると思い込む

プリペイドは縛りがないものが主流です。合わなければ翌月(次の28日)に替えられます。

データ量を大きく取りすぎる

自宅や学校に Wi-Fi があれば、思ったほど使いません。 まず小さいプランで実際の使用量を見てから増やすほうが無駄がありません。 なお amaysim は、データを使い切ると 1GB $10 が自動で追加される仕組みです(公式の約款に記載)。 「安いプランにしたのに請求が増えた」はここで起きます。設定を確認しておいてください。


公開前チェックリスト

  • amaysim・Belong・Vodafone の価格と回線表記を各社公式で確認(2026-07-28・金爆)
  • 「初回だけ安い」の実例を公式ページの表記で確認(2026-07-28・金爆)
  • Optus 本体のプリペイド価格(オーナー提供の公式ページ PDF で確認。2026-07-28)
  • Telstra 本体のプリペイド価格(2026-07-29・オーナー提供の公式ページ記録で確認)
  • SIM の本人確認が法律上の義務であることの根拠(ACMA に到達できず。 現状は「本人確認が必要」という手続き上の事実だけを書いている)